【.NET】関連を読みとく
ASP.NET関連は似たような用語がたくさんありますね。そこで忘れないように以下のようにして覚えましょう。
スポンサードサーチ
動作環境&フレームワークに分けてみる
『ASP .NET Core MVC』であれば、
- ASP.NET Core: 動作環境
- MVC: フレームワーク
動作環境
そのまんま過ぎて逆に分かりにくいですが、実行環境やビルド環境のことです。そして、実行環境やビルド環境が違うということは【直し方】が違うということです。直し方というのは、人間が書いたソースコードを、コンピュータが読める形式に直す変換方法のことです。
【動作環境】
- ASP.NET (Web)
- ASP.NET Core (Web)
- WPF (Client)
- Windows Forms(Client)
など
フレームワーク
次にフレームワークです。これもまた、日本語に直すと難しいのですが、フレームワークとは『ある規則に従ってつくられた開発基盤』です。
【フレームワーク一覧】
- MVC
- Web Form
- Web API
- SignalR
など
補足
.NET Frameworkや.NET Coreなんかも聞きますね。
.NET単体で言ったり、.NET Standardなんてことも聞きます。
.NET Framework & .NET Core
まず、この二つから説明しましょう。
- 【.NET Framework】
ASP.NET, WPF, Windows Formsの
更に下の層にある動作環境(アプリケーション基盤)
- 【.NET Core】
ASP.NET Core, UWP の
更に下の層にある動作環境(アプリケーション基盤)
詳しくは、ASP.NETとASP.NET Core についてを参考にしてください。
.NET Standard
.NET Standardは、アプリケーション基盤(.NET Framerowk, .NET Coreなど)の下の層にある、基本ライブラリ層を指します。
また、従来はBase Class Library, Core Library, Mono Class Libraryと3つに分かれていたライブラリをまとめた規格になります。
くわしくは、.NET Standardを参考にしてください。
スポンサードサーチ
階層ごとにまとめる
最後に階層ごとにまとめてみましょう。
- フレームワーク (MVC)
- アプリケーション(ASP.NET Core)
- アプリケーション基盤 (.NET Core)
- 基本ライブラリ(.NET Standard)
- OS(Windows)
最後に.NETの意味についてですが、これらについては色々あるようです。
一番前向きな答えをいうならば、.NET ≒ .NET Framewrokになります。単なる略語というわけではありません。
もちろん、今は略語として使われるみたいですが、当時は.NET はシステムのビジョンという感じだったみたいです。