【感染症】の歴史 一覧

世界史 生物

感染症の歴史をまとめてみました。
16世紀以降を見てみると、100年単位で何かしらの感染症が起こっていることが分かります。

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感染症の世界史

11~14世紀

東アフリカ、エジプト、トルコ、バルカン半島:ハンセン病
十字軍によって14世紀にピーク

ヨーロッパ:ペストと飢饉。

15世紀

調べ中

16世紀

アメリカ大陸:
・梅毒。コロンブスのアメリカ大陸発見時に、コロンブスの船員の一人がアメリカ大陸の原住民の女性と性交渉をする事で感染された。
・天然痘。これによってインカとアステカ帝国は滅びる。
・麻疹、チフス、インフルエンザ、肺炎、あたふく風邪も持ち込まれる

17世紀

ロンドン:ペスト 6.9万人なくなったとされるが、実際は10万人以上とされる。
アメリカ大陸:マラリア

18世紀

18世紀 イギリス:結核 産業革命による劣悪な環境下による。ジョン・ケイの飛び杼によって起こったとされる。

19世紀

1812年 ナポレオン御一行:チフスリケッチア(衣服に寄生するコロモジラミを媒介して起こる)。凍死や戦死者は22万人
1817年 インド:コレラ:夷週間で1万人が命を落とす
1826年 エジプト:コレラ:カイロとアレキサンドリアだけで、1日で3.3万人が死亡
1831年 ロシア:コレラ:モスクワ アストラハンを壊滅状態に
そのままヨーロッパやアメリカ大陸にも広がる
イギリスで14万人、フランスで10万に医師棒

1845~49年 イギリス:白いペストと呼ばれる結核
ジャガイモのカビや天候不順も重なり大飢饉。100万人が死亡
1882年 日本:コレラによって3万人から26万人の死者

1900年 アメリカ大陸:黄熱病。死者3000人
(1937年にマックス・タイラーによって黄熱病ワクチン)

20世紀

1918年 世界:スペイン風邪(インフルエンザ):200万人~5000万人死亡。
ちなみに第一次世界大戦の戦死者は900~1600万人。感染者だけなら6億人と言われる。

1940年 日本:1872年から続いている結核
1981年 世界?:エイズ

21世紀

2014年 西アフリカ:エボラ出血熱で死亡者は1.13万人。
2010年 カリブ海 コレラ:マグニチュード7.1の地震で建物が崩壊、衛生環境が悪い中コレラが発生。感染者は70万人、死者は9000人以上。
2018年 コンゴ:エボラ出血熱

2019年 COVID-19:新型コロナウイルス:パンデミックデータ