【お稽古:2021/08/28 9回目】
前回のお稽古はこちら:【8回目】
時間帯は13:00~17:00前で、前回と同様、別の先生宅で行いました。
今日は、生徒は自分含めて2人でした。また、途中で先生のお弟子さんも来られました。
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内容
8月に茶箱のお点前(和敬、卯の花、雪、月、花)と全種類するらしく、私は卯の花と和敬点てをしました。
ややこしそうなのが月の点前。お茶碗を袋に入れ、3枚に広がる板も使用する。
長緒の取り扱いが分かってないとできないお点前と言っていた。
ちなみにこれだけ種類があるのは、歴代の当主が新しくお点前を考案するため。そのためどんどこ増えていく。
また、茶箱は薄茶のみ。この時点でカジュアルさがうかがえる。おそらくもともと茶室以外の外で飲むために考案されたものだからと思う。
雪、月、花は卯の花は11代目玄々斎、
和敬点ては14代目の淡々斎が第二次世界大戦の慰問の際に、古帛紗を使わないお点前を、ということで考案された。
また、原則道具の拝見もない。
知ったこと
・丸いお盆は、綴じ目が後ろに来ると正面、角ばったお盆は綴じ目が前に来ると正面
・茶箱の拝見は古帛紗、袱紗を使う。
・古帛紗にお茶碗が載っている時の扱い方
・お客は空中で道具を回さない。基本畳につけたまま。
・入るとき、戸を開ける場所は畳の目16目ぐらいの高さ。さらに、敷居から16目開ける(礼をしやすくするため)
・点前座は釜があるところ、勝手付けは亭主の左側(自由が利く方の手)、建水を持つときひと膝ずらすのは神聖な点前座を避けるためらしい
・茶筅通しやお茶が点ったときなど、茶碗から茶筅を抜くときは、手はハの字、茶筅の穴は真ん中に来るようにする。
感想
いろいろな茶箱が見れて勉強になりました。
また、細かい作法も学びました。