選挙は【権力の監視】である①
みなさんは、選挙に行くようにしていますか?
大抵の人は『俺が行っても変わらない』『おれ、政治の事分からないから』といって投票に行かない人も多いかもしれません。
でも、そんな人はとりあえず、分からなくても投票に行ってください。
では、なぜ選挙に行った方がいいのでしょうか。選挙は義務でなく、権利です。
この権利を使う事で、結果的に自分や自分の子供たちの世代を守ることになるからです。
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選挙は【権力の監視】である
さて、『この記事は選挙に行って欲しい』という記事なのかなと思った方も多いはず。間違ってはいないのですが、ここで言いたいことは、
選挙に行くこと=権力の監視である
ということです。
いったいどういう事でしょうか。
ここでいう権力とは
ここでいう権力とは、『100兆円の使い道を決める権利』のことです。
100兆円とは日本の国の予算であり、その使い道を決めることが政治です。
その使い道の権利を持っているのが政治家なわけですね。
で、具体的に何なのよ
もう少し具体的に見てみましょう。
この100兆円から、社会保障・教育・地方に配るお金、防衛費などの割合を決めるわけですね。
>> 2019年度版 日本の財政状況:予算はどのような分野に使われているのか
リンク先の図を見てみましょう。実は、このお金の近い道によって、
シルバー向け or 若者向けかに分けることができます。
シルバー向けか、若者向けか
例えば、30%を占める『社会保障費』に医療・年金・介護のお金が含まれます。
これはシルバー向けのお金の近い道と言えますね。
では、若い人向けのお金の使い道はどれでしょうか?
文教および科学振興がそれにあたりますです。分かりにくいので、教育系のお金としましょう。これはわずか5%です。
つまり、2019年度の予算では、シルバー向けの志向が強いと言えますね。
なぜシルバー向けの対策なのか
なぜこのような結果になっているかというと、
- 『高齢者の人口が多い事』
- 『60代以上の投票率が70%』
関係しています。
対して20代は、
- 『人口少ない』
- 『投票率は35%』
となっており、人口の数と投票率でも負けています。
となると、高齢者にウケる施策をした方が選挙に受かりやすいわけですね。
その為にも、若い方々はみんなが選挙に行かなければ、絶対数に及ばないわけですね。
さて、ここまでは若いか高齢者かの違いだけでした。
後半では選挙そのものについて深掘っていきたいと思います。
>>【後編】:選挙は【権力の監視】である②