【図解】小難しいことはおいといて、VPNってこんなもの
VPNってよく聞くけど、結局は何よ?と思ったのでまとめてみました。
あと今回、テレワークで初めてまともにVPNを使ったので、その備忘録として残します。
ただ、VPNってまともに調べると、正直何言っているか分かりません。
つまり、まともに勉強すると『結局どんなものか分からない』という事になります。
そのため
ここでは、『テレワーク(家で会社にいるように仕事ができる)』に特化したVPNの説明をします。
VPNを使うと、
家にいながら会社の共有フォルダにアクセスできる
ようになります。
別に家でなくても、出先でもOKです。
別に共有フォルダじゃなくとも、マシンでも社内システムでも何でもOKです。
ただ、どの会社でも『共有フォルダなら使っている確率高そう』という事で、
ここでは『共有フォルダ』を例に挙げます。
そして、VPNに必要なのは
- インターネット環境
- サーバー・クライアント側のVPNの設定
です。
さすがにざっくり過ぎかな?では、見ていきましょう。
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会社にいるときを考えてみる
会社にいるときは、自分のPCから共有フォルダにアクセスできます
会社で仕事をしているときはこんな感じですね。
家にいる場合で考えてみる
では次に、家からノートPCを使って、VPNを使わずに会社の共有フォルダにアクセスする場合はどうでしょうか。
これでは共有フォルダにアクセスできません。
家のパソコンで会社の共有フォルダのパスを入れてみてください
当然ですが、『見つかりません』と返ってきますね。
これは見ている『もともとの場所』が違うからです。
例えば、『会社の倉庫から書類を取ってくる』ことを任されたとします。
これは実際には社内ネットワークの中の共有フォルダにアクセスするということと似ています。
では、家に帰って、『倉庫から書類を取ってくる』とどうなるでしょうか。
そもそも倉庫が無いかもしれませんし、倉庫と書類があったとしても全く別の書類です。
このように『会社』と『家』ではそもそもの場所が違います。
ただ、この説明が分からなくても
何となく、アクセス出来ない気がする、というのが分かっていただければOKです。
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VPNはどんなことをしているか
ですが、VPNを使うと家にいながら会社の共有フォルダにアクセスできるようになります。
どんなことをしているのでしょうか。
ます、会社とノートPC側でVPNのための接続の口を作ります。
そしてこの口を介して、家から社内の共有フォルダにアクセスできるようになります。
こんな感じです。
もちろん、リモートデスクトップを使って、社内の自分のPCにもアクセスできます。
では、このアプリの口を何なのかというと、
- 家のノートPCの口:会社にアクセスする
- 会社の口:アクセスされた家のノートPCの情報を受け取る
となっています。
『うーむ、なんだかよく分からん』っていう人は、
お互いスマホを持って電話している状態を考えてみてください。
自分が家にいて、相手が会社にいるとき、スマホを通じで電話することができますよね。
逆にスマホ無いとしたらお互いに話すことは不可能ですよね。
接続口=スマホ
という訳です。
そしてこの口の間は、
インターネット的なもので繋がっており、良い感じセキュアな通信にしてくれます。
イメージとしては、
家から会社の共有フォルダにはアクセスできないとしても、
会社のホームページならアクセスできますよね。
そのホームページへのアクセスする仕組みを利用して、VPNは成り立っている、という事です。
言い返せば、ネット環境が無いとVPNは使えないことが分かりますね。
まとめ
今回は、VPNについてふわっとしたイメージを紹介しました。
実のところ私もそんなに知りません。
多少間違っているかもしれませんが、そう考えても支障がないためこのくらいの知識で充分かと。
頭ごなしで覚えるよりは断然いいかなと思います。