【資産運用】お金にも働いてもらう~②株式編
【資産運用】お金にも働いてもらう~①単利・複利/国債・預金~では、お金を増やす方法として、預金と国債を紹介しました。
しかしながら、昭和時代は銀行に預けるだけで単に増えたのですが、2020年代の若者はそうはいきません。
かといって、国債は単利で、なかなか増えません。そこで登場するのが株です。
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株ってそもそも何か
株・株券・株式とは、会社の所有権の事です。
『会社の所有権をあげるから、お金を貸してくれ』というものです。なので会社の株式をある程度買い占めると、会社の経営権利を持つことができます。
そして、株の特徴として、年に1、2回に企業の売上金に応じた配当金をもらうことができます。これは、『リスクがある中、わざわざ貸してくれてありがとう。お礼にちょっと差し上げます』というお金です。
リスクがある中というのは、株式はその会社がつぶれたらおしまいです。お金は戻ってきません。また、あまり利益を出さないような会社を選ぶのも良くないでしょう。
株価はどう決まる?
株の値段は、会社の価値とその時の需要と供給で決まると思ってください。
会社の価値というのは、その企業が将来どのくらいの価値を生み出すかということです。それによって会社の価値が1000万としましょう。そして株式の総数を1万枚とすると、株式1枚あたりは1000円になります。
そして1枚当たりの株券に対して、買いたい人・売りたい人の数で値段が前後すると思ってください。
そして、株券で稼ぐには主に2種類の方法があります。後者の方が今回メインで取り上げるもになります。
ギャンブル:デイトレーダー
皆さんの株で稼ぐイメージはこちらではないでしょうか?
パソコンの前に何時間も座って、何個も画面を見て、株の価値が上がったら売り、価値が下がったら買いなどひたすら行う…こんなことできそうにないよ、という方が大半ではないでしょうか。
その通りです。この方法で稼ぐのはやめてください。デイトレーダはゲームであり、ギャンブルなのです。素人である我々が手を出すものではありません。
また、デイトレーダーで見出す価値はキャピタルゲインになります。いわゆる株価が安いときに買い、高いときに売ることで、その差額で儲けるというやり方です。
素人:配当金で稼ぐ
素人の我々は、デイトレーダーにはなれません。配当金でちまちま稼ぎましょう。
配当金で稼ぐことを、インカムゲインといいます。
具体的には、株を買って、長期で持っておき、配当金が出たらまた、その株を買うというやり方です。すると次回は、『去年の元本+配当金』分で配当金が出ます。これは、前回学んだ複利という考え方ですね。
素人の我々は、このようにちまちま稼ぐことを目指しましょう!
覚えることは、米国株でインデックスファンド
株を長期保有するやり方で稼ぐことは分かりました。
では、実際にどのようにすればよいのでしょうか。ポイントは以下です。
- ネット証券の口座を作る
- 投資信託:インデックスファンドとアクティブファンド
- 日本株と米国株
まずは、ネット証券の口座を作りましょう。間違っても銀行の窓口に行ってはいけません。カモられます。また、ネットの方が手数料が安いのです。
また、株式を買うと言っても、ある会社の株を一つ買って自分で運用していくのではなく、投資信託させます。投資信託の中のインデックスファンドの米国株にして、日本株のものは避けて運用します。
と、いきなり言っても意味不明ですので、また次回に回しましょう。