茶道:季節限定のお点前
1月
・包茶碗(つつみちゃわん)
>お湯を入れてあらかじめ温めておく、お茶巾の扱いが異なる(ウサギの耳の状態でお茶碗にセットする)
・お菓子
>花びら餅
2月
3月
・釣り釜
>ゆらゆらゆれる感じが春の風みたいで風情を感じるから
・棚
>旅箪笥(たびだんす)は旅立ちとかを連想させる。
>徒然棚はひな祭りを連想させる
4月
・透木釜(すきぎがま)
>だんだんと暑く季節なので、炉の火を見せないように羽がついた窯を使う。10月の中置の逆のような感じ。
5月
・風炉のお点前始まり
・お客さんに火を見せないように風炉になる。
・この時期は土風炉(どぶろ)らしい
・初風炉には、土風炉が基本です。土風炉が初風炉で使われるのは、風炉の中で一番格が高い真の風炉だから、らしい。
参考:土風炉
6月
・お菓子
>水無月
三角に切ったういろうに、小豆を載せたお菓子。
残り半年の無病息災を願って食べられるお菓子
7月
・湿し灰を真夏に作って炉で出す。ちなみに風炉の時期に湿し灰は使わない
・名水点 (五平 濃茶のみ) 薄茶の場合は、特別な
8月
9月
10月
10月は侘びの月や中置の月。
侘びの月に関しては、11月はお茶のお正月であり、今年初めての新茶が出る。10月までは去年に摘まれたお茶を使う最後の月であり、最後を惜しむ雰囲気がある。
そのため、お花は二度咲きしたものや、お茶碗は金継ぎしたものなど、まっさらな雰囲気ではなく、古めかしさを惜しむ月になる。
・中置のお点前
>寒くなる季節なので、温かさを感じてもらうために、風炉をお客さん側にしてお点前する。点前座が狭くなるため、水指は細水指を使うことが多い。
・限定の棚:五行棚
>10月だけに使える棚
11月
・炉開き
・口切り(抹茶のツボの蓋を開ける)