【お稽古:2020/01/11 3回目】

お稽古

【お稽古:2019/11/30 2回目】 | 【お稽古:2020/02/22 4回目】

3回目になります。本日のお稽古は、立礼(りゅうれい)風のお稽古になりました。

基本の炉点前に対して、高さだけをぐぐっとあげ、棚を使ったようなお手前になりました。ですが、正座することなく、椅子に座ったままできるようになっていました。

時間帯は13:00~17:30で、先生のご自宅

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内容

立礼(りゅうれい)風だが、畳でやるお手前と同様に行う。

・薄茶の平手点前、飾り点前、鏡点前

・濃茶の点前、飾り点前
・貴人点て

細かいこと

・水差しの蓋は、正客(先頭のお客様のこと)に向くようにしている
・飾り点前の場合は、拝見の時に『ご有所』をきく。どんな経緯でいただいたものですか?という意味。『卒業祝いで両親からいただいたものです。』とお稽古の時は言っていました。

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濃茶で聞くこと

濃茶で聞くことを一度まとめてみました。

 

正客が一口飲んだ時

亭主『おふく加減はいかかでしょうか?』
正客『結構でございます』

次客が一口飲んだ時

正客『前席では大変結構なお菓子をありがとうございました。お菓子の御銘は?』
(前席で薄茶を頂いたときに、お菓子もいただくので。)
亭主『~です』

正客『ご製は?』(どこで買いましたか?という意味)
亭主『~でございます』

正客『茶銘は?』(濃茶で使っているお茶名のこと)
亭主『~です』(例:金隣です)

正客『おつめ元は?』(お茶を製造したところ、でいいと思います)
亭主『~です』(例:伊藤園です)

総礼二回目(おしまい後に柄杓を蓋置に置いたとき)

正客『楽とお見受けしましたが、お作は?』(ややこしいですが、作者のことです。御銘ではありません)
亭主『昭楽(しょうらく)でございます』

正客『御銘は?』
亭主『~です』

おしまい後に水差しの蓋を閉めたとき

正客『お茶入れ、お茶杓、お士覆(おしふく)の拝見をお願い致します』
(お士覆はお茶入れを入れている巾着袋みたいな道具のことです)
亭主:軽く礼をする

拝見時のあいさつのとき

正客『ありがとうございました』礼をする
亭主 (亭主も礼をする)

(お茶入れ)
正客『お茶入れは?』(お茶入れのお窯元は?ときいてもいいかも)
亭主『瀬戸(せと)でございます』(形が分からなければ、お形は?と聞いてもいい)
 
(茶杓)
正客:『お茶杓のお作は?』
亭主:『坐忘斎 お家元(ざぼうさい おいえもと)でございます。』

正客:『御銘は?』  
亭主:『和敬(わけい)でございます』

(お士覆)
正客:『お仕覆のお裂地(おきれじ)は?』(生地のデザイン、模様のことです)
亭主:『波状紋 ~金襴でございます』

正客:『お仕立ては?』
亭主:『友湖(ゆうこ)でございます』(土田友湖、袋師のこと。作者を聞いていると思えばいいと思います)

(最後)
正客・亭主:『ありがとうございました』

感想

濃茶はお客さんしかやったことないですが、薄茶に比べ難易度が急激に上がった気がします。
濃茶と薄茶の違い、流れなどもまた書きたいと思います。

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