【茶道】七不思議を書き込んでいく
茶道における不思議な慣習について紐解いていこうというもの。
ちなみに7つ以上ある。
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茶道七不思議
1:清める行いはどこから?
調査中
関連:易経と関係ありそう。濃茶における四方捌きは、四つの方角を清める意味がある。
2:棗と茶入れの違いは?
→当時は陶器の貴重さで、薄茶よりもよりフォーマルである濃茶で陶器の茶入れが使われた。
棗は漆の容器だが、これはどこでも手に入り庶民にもなじみ深いものだった。そのためカジュアルな薄茶でよく使われた。
そうなると困るのが次の問題である。
3:塗り蓋を使う理由は?
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関連:塗蓋の方が格式高いと言われるが、3でも言った通り塗蓋は漆塗りであるため、カジュアルなはずである。そのため、格式高いとは別の理由か、もしくは特別扱いのためと思われる。
今のところ可能性が高いのは「四露を避けるため」ではないかと思う
4:茶杓のお作が千家なのは?
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関連:千家十職
利休が自分好みの茶道を作るために、十種類の茶道専門の職があった。そのなかに茶杓もあり、最後の削り出しだけ千家が行い、そのままお作になることが多い。個人がつくることはほぼ無いように思う
5:炉の土を仕込むときに書く三本線のような記号は?
調査中:
関連:八卦における「水」という文字。茶道は易経の影響を大きく受けている。これから火にかけるので燃えすぎないように水の記号を書くらしいが、、、
6:茶道は仏教?禅宗?易経?の影響を受けている?
調査中:
関連:中国から禅宗が渡った時、その時の僧侶が易経に素養があったらしい。また、喫茶(お茶を飲む文化)も修行一環としてあったそうな。
7:お仕覆のお作はなぜ「ゆうこ」なの?
→友湖で「ゆうこ」。お仕覆に関する千家十職のひとつ。
8:風炉(5月~9月) → 中置き(10月) → 炉(11月~4月)となるが、10月だけ何か特別なの?
→10月の中置きは、暑い時期から寒い時期になっていくこと、すなわち風炉から炉に変わる間の形態をさす。
そのため、風炉であるが、水差しを左に置き、炉の方に火を近づけている様子がうかがえる、
というのが定説だが、どうやら違うらしい。でも、とりあえずは暑い時期→寒い時期に移るための気遣いなのだ、ぐらいで良いと思う。
中置の場合、
- 中仕舞い無し(常に本仕舞い)
- 棚は使わない(置く場所なし)
- 水差しは二手に取る
- 湯返しは…大板→濃茶・薄茶とも湯返しは無し、長板→濃茶・薄茶とも湯返しあり
9:中仕舞と本仕舞の分け方は?
参考:茶道七不思議:中仕舞と本仕舞
>調査中
10:仕舞った後に水差しの水を釜に入れるのは?
>ちゃんとした理由は知らないが、煮えすぎを防ぐためと思われる。
11:湯返しをする理由は?
>柄杓を飾るとき(棚とか)は、乾きをよくするため、釜の熱い湯を柄杓につける。
参考書籍
あるとおススメの書籍