【茶道】お稽古前にチェックすべきこと

問答 茶道

茶道のお稽古前に頭に入れておきたいことを書き出しました。

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お稽古前に覚えておきたいこと

また、こちらも併せてどうぞ
● 稽古前要チェック!茶杓の御銘(ごめい)
● 稽古前要チェック:濃茶でのやり取り 
●【風炉と炉】お点前の比較・配置図

(各お点前の対策)
・棚について ・季節限定のお点前 ・花月の対策

(道具について)
・袱紗の捌きと清め方 ・お茶入れとお仕覆

(読んでおくと良い記事)
★ 濃茶と薄茶と【茶事と茶会】と
★ 裏千家 歴代の御家元
★ 茶道の七不思議

問答について

薄茶:お棗、お茶杓の拝見
お棗のお塗は?>宗哲でございます
お茶杓のお作は?>坐忘斎、お家元でございます
ご銘は?>薫風でございます

● 濃茶でのやり取り
濃茶:一服飲んだ後
(亭主)お服加減はいかがでしょうか?>(お客)結構でございます。
次客が一口飲んだ後(コロナ禍では、お客は一人だと思うので、一口残しておく、、、というやり方で)
>(お客)『大変おいしく頂戴いたしました。お茶銘は?』
>(亭主)『千寿昔でございます』
>(お客)『お詰めは?』
>(亭主)『北川半兵衛でございます』
>(お客)『前席では大変結構なお菓子をありがとうございました。お菓子の御銘は?』
>(亭主)『栄山堂の~です』←ここはお稽古に合わせて変える
(必要があれば、お菓子を作ったところとしてご製も聞いておく)

基本編

●点前座と勝手付け
点前座 → お点前するところ、風炉や炉が置かれているところ。
定座 → お茶碗や拝見物をお客に渡すために亭主が置くところ
客付け → 亭主の右手側の事を指す
勝手付け → 亭主の左手の事
(由来は弓道から。弓道では右手は左手より自由が利くため、勝手付けは右手のことになる)

●畳の目16目が基本
>入る前、戸を開ける時の高さ、座った時、

●建水の動き
>逆への字になる。
座った時、進めたとき、引くときでこれらの位置は微妙に違う。引いたときは勝手付け側に寄せることを覚えておく。

※図中の赤〇は棗や茶入れ、黄〇はお茶碗、青□は茶筅、青〇は水指、残りは蓋置と柄杓を表しています(茶杓は省略)

●茶筅を抜くときはハの字になるように
>茶筅通しやお茶が点ち茶碗から茶筅を抜くときは、
【左手はハの字で手のひらが天井】に向くように、【右手の茶筅は筒の穴が真ん中】に来るようにする。

●茶杓を持った時、指は出さず、そして先端は下に向くように
>持つときは、親指と中指で持つようにすると手が揃う。あと櫂先(かいさき)を下げておく。

●袱紗をさばくとき、左手は固定しておくと見た目が良くなる
>右肘が張る状態になりGood。また、右腕は水平ではなく、体の中心から右側に傾いている状態がよい。水が流れるような、と表現される。

●お辞儀は頭を下げすぎない。
 手の形に添って、頭がちょいと傾くだけ
 草のお時期の時は、手がハの字になっていると綺麗

●戸の開け閉めは、、、
 ①手が入るくらい空ける
 ②①の手で、中央まで開ける(高さは16目)
 ③反対の手でぎりぎりまで開ける(高さは16目)

●足さばきは、、、
 炉の入り:7歩目で向きを変える
 拝見時の入り:6歩目で足を下げる

●道具の置き合わせでは、、、
 >本じまいの時、柄杓の先は棚の縁ぎりぎりまで寄せる

●柄杓の扱いは、、、
 >建水にかかっている状態 → 節のところを持ち、手首の根元に引っ掛ける
 >蓋置に置かれている状態 → 柄杓の根元が手の根元から出ないぐらいのところを、鼻をつまむ手で取る
 >汲んだお湯・水を入れる際は、肘からひねって曲げることで、きれいに見える

●茶巾の扱いは、、、
 >茶筅通しが終わり、3回一周して4回半清めるときの手は、人差し指の反対に親指が来るように持つとずれない。

●蓋置と湯返し
 >竹の蓋置:水指が畳につくとき(棚を使っていたとしても、そのケースがある)、湯返し無し
 >竹以外の蓋置:水指が板についている時(棚を使っている時が多い)、湯返しあり

●水指の蓋を取るとき
 >風炉:3手で、右、左(9時)、右(3時)→置く
 >炉 :2手で、右、左(10時)→置く

基本流れ

●基本的な流れ
 → 運び出し
 → 蓋置に柄杓をセット
 → 建水を進めて、居住まいを正す
 → お茶碗を手前持ってきて、茶入れ(棗)・茶杓を清める
 → 茶筅通し→お茶碗に抹茶を入れる→(水指の蓋)→お茶を点てる
 → (正客が飲む)→お菓子・お茶銘に関する問答があれば答える(濃茶)
 → お茶碗が帰ってきたら、お湯を入れて仕舞の動作へ
 → 水指の蓋を閉めて、拝見がかかれば
 → 柄杓と蓋置を片付けて、お茶入れ・お茶杓・お仕覆などを定座に置く
 → 道具の片づけ
 → (客による拝見)
 → 拝見物に関する問答へ

●仕舞の動作(本仕舞のとき)
 ・[お茶碗にお湯]:お湯入れ、捨てて
 ・[お茶碗に水]:水入れて、茶筅通し、水捨てて
 ・[茶巾・茶筅]:茶巾(茶碗手に持ったまま)、茶筅(茶碗を降ろしてから)を茶碗にしまう
 ・[茶杓a]:茶杓を手に取り、建水を引いて、茶杓を清め、茶碗に伏せる。
 ・[建水b]:袱紗を建水の上で払い、袱紗を腰につける
 ・[棗c]:棗、茶碗を本仕舞いの位置へ
 ・[釜に水]:釜に水を入れる:柄杓を取って構え、水指の水を取り、釜に入れる(場合によって湯返し)
 ・[釜に蓋]:柄杓を構えて釜の蓋を閉める。
 ・[水指しに蓋]:柄杓を引いて(蓋置のところに置いて)、水指の蓋を閉める

中仕舞では、
 ・[茶杓a]:茶杓を手に取り、建水を引いて、茶杓を清め、茶碗に伏せる(袱紗は左手に持ったまま)。
 ・[棗c]:棗を中仕舞いの位置へ、茶碗も中仕舞いの位置へ
 ・[建水b]:袱紗を建水の上で払い、袱紗を腰につける
の順になる

拝見時にすること

●お仕舞時、水指の蓋を閉めた時に「お棗、お茶杓の拝見をお願いします」と声がかかったとき
①まずやることは、柄杓と蓋置を片付けること。
>平点前であれば、建水に柄杓伏せて置き、蓋置は建水の下側に置く。
>棚の点前であれば、棚の種類に応じて柄杓と建水を飾る
②お茶碗を勝手付けにひと手で置き、棗と茶杓を清めて定座に置く

さらに詳細>>拝見で気を付ける事

風炉・炉

●【風炉】中仕舞(なかじまい)と本仕舞(ほんじまい)
本仕舞は、(本来、水指しがある位置の前方に)水指しの前に棗、茶入れと茶碗を置く置き方(炉・風炉ともに1年を通じて行う。小間(4畳半以下)、外隅狙い、長板・台子・重ね茶碗・貴人点・中置)。
中仕舞は自分の体の真ん中を茶碗と棗で分ける置き方(広間、内隅狙い、棚・平手前・本勝手)。
参考記事1:風炉の中仕舞いと本仕舞いとは?
参考記事2:本仕舞いと中仕舞い 裏千家茶道

●【炉、濃茶】中仕舞い
>「おふく加減は?」と聞いた後に、蓋置を柄杓を建水側に片付けること。
この後に正客に向きあいさつをするため、これらの道具が邪魔になるから片付ける。

●【風炉】建水を扱う時に、ひと膝向こうに向ける
>点前座を避けるため。
点前座は釜があるところ、反対側は勝手付けという。勝手付けは亭主の左側(自由が利く方の手)のこと。
建水を持つときひと膝ずらすのは、神聖な点前座を避けるため

●【風炉、柄杓】柄杓は身が切ってある方が風炉用
>百人一首「風そよぐ 夏の小川の夕暮れは みそぎ夏の しるしなりける
身が削いである側、つまり柄杓の内側が削っている方が夏(風炉)用。(風炉:5月~10月、炉:11月~4月)

また、さらに知りたい方はこちら>>:茶道:【風炉と炉】お点前の比較

濃茶編

●【濃茶】戸は必ず閉める
>薄茶は季節によって変わる

●【濃茶】総礼を忘れずに
>蓋置に茶杓を置いたとき、
>客から茶碗が戻り、亭主が茶碗を取り込んだ時

●【濃茶、炉】建水をすすめたとき
>勝手付けから9目ほど開けておくと、炉の中仕舞のときに柄杓がぶつからずに済む。

●【濃茶】お仕覆の結び目は、茶入れの方に向ける
>なぜかは調査中

●【濃茶、塗蓋】茶杓を清め、茶筅を茶入れの左に置いた後の動作
>袱紗を左手に持ち替え、蓋を清める
>お茶碗を自分の手前に寄せ、茶巾を塗蓋の上に置く

●【濃茶】抹茶をお茶碗に入れる動作
>右手で茶杓を取る
>左手で茶入れを取って、お茶碗の左に持ってくる
>茶入れの蓋をお茶碗の右に置く(茶入れの対岸へ)
>三尺取り出す→茶杓を上向きにして茶碗の右に掛ける
>茶入れを手前の方にくるくる回し、抹茶を全部出す
>指で、茶入れの口を上と下側をぬぐう、そして懐の懐紙で拭く
>茶入れの蓋を閉め、茶筅の左に置き戻す。
>茶杓を右・左で扱って取って、茶碗の抹茶を「三の字」を書くようにして、広げる。茶碗の5時ぐらいのところで茶杓をポンとたたく
>釜の火の方に茶入れの蓋の上に、茶杓を置く
>茶碗にお湯を入れる前に、水差しの水を釜にを入れるため、水差しの蓋を取る

●【濃茶:風炉】:お茶を練る前に、水差しの水を入れる
>茶会において、濃茶は後半の席なので、釜の湯が煮えたぎっている可能性がある。そのため、水を入れるとされる。
(茶道において、湯加減は非常に大切なため、このようなルールがあると思われる)
水指の水を釜に入れたら、そのまま釜からお湯を汲み、お茶碗へ

●【濃茶】練る動作
>練る(前半)
>茶筅をお茶碗の左に掛ける
>お湯を汲み、左手で茶筅を少し浮かし、お湯をかける
>残ったお湯を釜に戻す
>練る(後半) ・・・前半と後半で100回ぐらい練るとおいしくなるとされる

その他覚えておくと良い事

●塗蓋は格式高さを出すらしい
>調査中

●丸盆後ろ・角盆前
>丸いお盆は、綴じ目が後ろに来ると正面、角ばったお盆は綴じ目が前に来ると正面

●お客は空中で道具を回さない
>客は基本畳につけたまま。