【Tips】ハプスブルグ家とカール5世

世界史

メインは15世紀~20世紀

  • ヨーロッパ中に親戚がいる
  • 特にカール5世は、スペインとローマ皇帝を兼ねたダブルキング

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ヨーロッパ中に親戚がいる

ハプスブルグ家は、世界史と切っても切り離せない重要ワードです。
かなり分かりやすく言うなら、藤原道長のように、ヨーロッパ中の国王や王女に息子・娘を嫁がせることで、家系を強くしていきました。

ピンとこない方は、例えば自分が結婚し、娘ができたとします。
その娘が天皇の嫁になったとすると、それだけで自分は天皇の親戚になれますよね。
自分に力が無くとも、相手側の権威・財力で自分も強くなる、このようにして勢力を拡大したのがハプスブルグ家です。

ダブルキング カール5世

そして外せないのがカール5世。
神聖ローマ時代に、ローマ皇帝でありながら、スペインの王も兼ねるダブルキングでした。
母がスペインの王女だったのですが、急死し、代わりにカール5世がスペイン王も兼ねることになったわけです。

そして、カール5世は、ローマ教皇 レオ10世共に、
プロテスタントたちとの争いに巻き込まれていきます。 >>カトリックとプロテスタント、ここが面白い!

ハプスブルグ家の子供たち

カール5世の死後、ちょいちょい登場するハプスブルグ家の子供たちを書き出してみます。カール5世の死後は、カール5世がダブルキングだったため、
神聖ローマ帝国系とスペイン系に分かれます。

フェリペ2世

スペインの王を継承したのがフェリペ2世です。大航海時代に新大陸であるアメリカを見つけ、スペイン側の方が進んでいることが分かると侵略を始めます。

ちなみにフェリペ2世もポルトガルの王女と結婚し、ポルトガル王も兼ねるダブルキングになります。

まとめ

ハプスブルグ家は

  • ヨーロッパ中に親戚がいる
  • 特にカール5世は、スペインとローマ皇帝を兼ねたダブルキング

一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書