【世界史】で出てくる宗教まとめてみた

ロードマップ 世界史

世界史で出てくる宗教をまとめてみました。主にヨーロッパ系の宗教です

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始まりはユダヤ教

まずは、ver.1であるユダヤ教が始まりであることを覚えましょう。ユダヤ教を一言でいうと、『天地創造と、神の子孫であるユダヤ人の物語』です。

そしてver2のキリスト教、ver3のイスラム教と続きます。こう書いてしまうと『派生の宗教だから仲がいいんでしょ』と思うかもしれませんが、そんなことはないのです。
詳しくは以下をどうぞ。成り立ちから関係性までが書いてあります。

キリスト教から派生したカトリックとギリシャ正教

次にキリスト教に注目してみます。

ローマ帝国が東と西に分かれて、西ローマ跡地にゲルマン民族がフランク王国を建てた時期です。

言語が通じないゲルマン民族に対して、キリスト教会側は絵や像を使った布教を始めます。これが後のカトリックと呼ばれる宗派です。

そして東ローマではビザンツ帝国のギリシャ正教が栄えます。ギリシャ正教は『カトリックはなぜ偶像崇拝をしているんだ』と批判します。そしてカトリックVSギリシャ正教といった、仲の悪い図式が生まれてしまいます。

また、このころにカトリックが絵や像による布教を始めたので、新しい職業として絵画が生まれます。レオナルド・ダ・ヴィンチなどもこのこの辺りの画家です。

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カトリックとプロテスタントによる分裂

さて、またもやカトリックに注目してみましょう。

ここもまた同じキリスト系の系列です。偶像崇拝でギリシャ正教とケンカになったカトリックですが、またもや批判を浴びます。

贖宥状の発行です。このカトリックの行いを批判した人たちがプロテスタントと呼ばれます。いわゆるルター派だったりカルヴァン派と呼ばれる人たちです。

そしてもう一つ微妙な立ち位置だったのが、イギリスのイングランド国教会です。
このころプロテスタントによる宗教改革の波がありましたので、その波に乗って新たに宗派を作りました。イングランド国教会は、王様による『離婚したい』という思いから生まれた宗派と言われています。

まとめ

最後にこの図を見て終わりましょう。

世界史は宗教無しでは語れません。日本人は宗教と聞くとどうしても微妙な感じになってしまいますが、世界では教養の一部ですので、これを機に一緒に覚えましょう!