【世界史ロードマップ】
世界史をざっくり理解するためのロードマップです。
ヨーロッパ史は、
- 宗教の時代 → 世界各国と交流へ → 国の態勢が変わる時代へ → 世界大戦へ
という流れをつかんでおくと分かりやすいです。
読み進めていく前に
また、このまま読み進めていっても良いのですが、ヨーロッパ史に関しては、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の三宗教を押さえておくとなお良いです。
なぜなら、宗教が分からないと、ヨーロッパ史の根幹の部分が理解できません。ふわふわした状態で読み進めていくことになります。
キリスト教から様々な宗派が生まれ、いざこざも生まれます。そのため、これらの宗教をある程度押さえておくと理解が深まります。
といっても深く知る必要はありません。それぞれがどんな経緯で出来たのか、どんな関係なのかを押さえておけばOKです。
以下の記事3宗教の出来た経緯・関係性についてまとめています:
ズバリ一言でまとめたい【ユダヤ教】【キリスト教】【イスラム教】
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ヨーロッパ史の流れ
- 宗教の時代 → 世界各国と交流 → 国の態勢が変わる時代 → 世界大戦へ
では、この流れを追ってみましょう。
宗教の時代
宗教がトップの時代です。皇帝を含め、キリスト教の偉い人(教皇)には逆らえませんでした。
世界各国と交流
それまではイタリアを通じて中東や中国との交流がありましたが、オスマン帝国が中東にできたことにより陸路が封鎖されます。そのため、海を通じての交流が活発になるのです。そしてついでにアメリカ大陸も見つかります。
国の態勢が大きく変化する時代
宗教改革をきっかけに、国が国としての形を持つようになります。
国境ができたり、兵士・市民がどの国に属するのかというのがこのあたり方決まります。絶対王政になり、その後民主国家へと変わっていきます。
世界大戦へ
世界大戦の時代です。どんなことをきっかけにして大戦が起きたのかについて注意してみていくと、今後の世の中の動向も読めるかもしれません。
また、第一次と第二次世界大戦のきっかけはそれぞれ違います。その辺りに注目して読み進めていくと良いでしょう。
ヨーロッパ史全体ロードマップ
こちらはヨーロッパ史全体のロードマップです。
モンゴル帝国の時代・冷戦もいれています。
- 共和制ローマ→ローマ帝国
- キリスト教の国教化
- 神聖ローマ帝国の誕生:3つの交差点カール大帝
- 教皇が強すぎた宗教の時代
- モンゴル帝国、大空位時代
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -
スペイン・ポルトガル大航海時代
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー - サン・ピエトロ大聖堂の改修から贖宥状:
- 宗教改革から戦争のしやすい【絶対王政】の時代へ
-
【絶対王政】から【国民の時代】へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー - 侵略が交差する【第一次世界大戦】
- 【ドイツへの賠償金】が引き起こした【世界恐慌】
-
【世界恐慌】から【第二次世界大戦】へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー - 冷戦
ちなみにですが、共和制ローマの前は、古代ギリシャやエジプトもありますが省略しています。
ローマ時代からを学ぶことで、宗教や今のヨーロッパの国々など関連性を持ったままいけるため、読み進めやすいです
ギリシャやエジプトは参考程度に知っておくだけでOKです。